TONE & NOTE 組み立て
組み立て
すみませんが、自分用の備忘録程度なので、最後のQMK MSYSあたりはかなり雑なものになっています。すいません。
キット以外に別途購入が必要なものは、マイコンとキースイッチ、キーキャップ。私は下記をまとめて遊舎工房で買いました。
こんなかんじ。
https://scrapbox.io/files/617e920e14b9b7001dd8b199.jpg
Pro Microは付属のピンではなく、コンスルーピンを使う。金色のピンの方。
コンスルーピンとは簡単に言えばはんだ付けせず、抜き差しできようにするピン。
https://scrapbox.io/files/617ec479634444001d53d953.png
点々が下にある方をPro Microに指す。窓がついている方向を揃える。
https://scrapbox.io/files/617ec5579060e4001d694a54.png
こちら側ははんだ付けをします。盛りすぎて短絡しないように注意する
https://scrapbox.io/files/617e9254577e77001dde28e5.jpg
右用と左用の基盤があるのでどちらかの基盤を選んで、使わない方は下のパネルとして使う。
私は右用のNoteを選びましたので、キースイッチとノブをつけます。
https://scrapbox.io/files/617e925883b1e7001e5cfced.jpg
はんだ付けをします。ここのピンはそのままだとPro Microに干渉するのでピンを若干カットする。
https://scrapbox.io/files/617ec66f33e154001fce2137.png
色々つける
https://scrapbox.io/files/617e925f577e77001dde28fa.jpg
Pro Microをつけます。コンスルーなのでもちろんはんだ付けはしません。そのままぶっ刺すだけ。
https://scrapbox.io/files/617e926483b1e7001e5cfd14.jpg
あとは組みて立てて完成です。
https://scrapbox.io/files/617ed5e7ea53fc0021fa159d.jpg
https://scrapbox.io/files/617ed5ed4f7f05001fad88ad.jpg
30分もあればできる。
ファームウェアの書き込み
もちろん組み立てただけでは動きませんのでファームウェアの書き込みを行います。
製作者さんのGitHubからDLした.hexファイルを指示通りにQMK Toolboxで書き込みを行うがエラーが出てしまった。 code:bash
Reading | ################################################## | 100% 0.00s
avrdude.exe: Device signature = 0x1e9587 (probably m32u4)
avrdude.exe: NOTE: "flash" memory has been specified, an erase cycle will be performed
To disable this feature, specify the -D option.
avrdude.exe: erasing chip
avrdude.exe: reading input file "D:\Downloads\note_default.hex"
avrdude.exe: invalid record at line 63 of "D:\Downloads\note_default.hex"
avrdude.exe: read from file 'D:\Downloads\note_default.hex' failed
avrdude.exe done. Thank you.
というエラーが表示され続け、avrdude.exe done. Thank you.とは出ているものの、何も書き込まれていなかった。
Win、Mac両方で試したり、Toolboxのバージョンを現行の0.1.1から0.1.0に下げて試したりしても解消せず。
今思えばもしかしたらDドライブにおいていたのがあまり良くなかったのかもしれない。
QMK MSYSをつかう
手順
QMK MSYSを起動
qmk setupでセッティング。qmk_firmwareをcloneするか聞かれるのでyes。
セットアップ完了。かなり簡単だ。
cdでホームディレクトリ(/qmk_firmwareがcloneされた場所)に移動。
QMK MSYSがホームディレクトリにいることを確認し、いない場合はcdで移動。make tone_rev2:defaultコマンド
このmakeはtone_rev2のkeymapファイルから、.hexを作成するコマンドであるようである。
意味としては tone_rev2フォルダの中のkeymapsフォルダーの中の、defaultというキーマップでビルドします。ということのようである。
* The firmware size is fine - 15590/28672 (54%, 13082 bytes free)のようなコメントがでたらビルド成功。
そしてこのままQMK MSYSで書き込みまでを行う。書き込みのコマンドはmake tone_rev2:default:flash
Waiting for USB serial port - reset your controller now (Ctrl+C to cancel)....がでたらリセットボタンを押すと書き込みが始まる。
無事無事書き込み成功!
これだと書き込みがうまく行った。あとQMK ToolboxよりQMK MSYSの方が断然個人的には使いやすくわかりやすい。今後はToolboxは使わないかも。
キーマップの書き換え手順
./util/new_keymap.sh tone_rev2 <new name>でtone_rev2をnew nameで複製する
私は./util/new_keymap.sh tone_rev2 tone_rev2_arrangeを作成
qmk_firmware\keyboards\tone_rev2\keymaps の中にtone_rev2_arrangeフォルダができる
この中のkeymap.cをエディタで開く。30行くらいの短いコードで下記の部分を書き換える
code:bash
C(S(KC_E)), S(KC_TAB), KC_TAB, KC_0,
KC_LSFT, C(KC_LEFT), C(KC_RIGHT), C(KC_Z)
)
};
/* Rotary encoder settings */
bool encoder_update_user(uint8_t index, bool clockwise) {
if (clockwise) {
tap_code(KC_UP); //Rotary encoder clockwise
} else {
tap_code(KC_DOWN); //Rotary encoder Reverse clockwise
}
私は下記のように書き換えることにした
code:bash
KC_MEDIA_NEXT_TRACK, KC_MEDIA_PLAY_PAUSE, KC_MEDIA_PREV_TRACK, KC_MHEN,
C(S(KC_EQUAL)), C(S(KC_MINUS)), C(S(KC_0)), C(A(S(KC_W)))
)
};
/* Rotary encoder settings */
bool encoder_update_user(uint8_t index, bool clockwise) {
if (clockwise) {
tap_code(KC_AUDIO_VOL_DOWN); //Rotary encoder clockwise
} else {
tap_code(KC_AUDIO_VOL_UP); //Rotary encoder Reverse clockwise
}
このように書き換え、これで8つのボタンの割当の具体的な動きは
左上→右上
押している間だけDiscordのミュート
メディア戻る
メディア再生/ポーズ
メディア次へ
左下→右上
配信ツールOBSのミュート
OBSのシーン切り替え1
OBSのシーン切り替え2
OBSのシーン切り替え3
ノブ
時計回りでボーリュームアップ
反時計回りでボーリュームダウン
とした。かなり便利かもしれない。